About 法泉寺について
法泉寺のはじまりと、
歩んできた道のり
和賀城主(岩手県)多田薩摩守義晴の弟・義遠は、乱世に無常を感じ、延徳3年(1491年)に出家得度し行専と号し、岩手和賀郡夏油川のほとり岩崎の地に一宇を建立したのが法泉寺のはじまりです。明応8年(1499年)、本山八世蓮如が示寂すると、行専はその墓守として給仕した功によって、法泉の寺号と開墓仏が下附されました。二世御浄専の代の享禄2年(1529年)年、岩崎の西北、和賀川のほとり煤孫に移り和賀家の菩提寺となりました。
天正19年(1591年)、秀吉の奥州支配に反抗した四世専勝は、九戸の南部氏、大崎氏、葛西氏らと共に戦ったが、和賀城は落城し、専勝は一門で増田邑に住んでいた小原吉実のもとに身を寄せ、東伊織の館に2、3年住んだものの、その後、横手の現在地に仏雲山法泉寺を造営し、今日に至ります。

女性住職が人々の
心にやさしく寄り添う
法泉寺は、女性住職が率いるお寺です。温かみのある細やかな配慮で、どんな小さなお悩みでも安心してご相談いただけます。心に寄り添い、親身に対応いたしますので、初めての方でもお気軽にお話しください。

伝統を重んじた仏教の
お見送りをお手伝い
長年の伝統を守りながら、仏教に則った厳粛なお見送りを執り行っています。故人を偲んで弔うとともに、喪主様をはじめ、ご遺族様のお気持ちに寄り添う丁寧な儀式を通じてお見送りを務めてまいります。

大切な場所として
いつでも帰ってこられる
秋田が地元の方でも、そうでない方でも、法泉寺は「帰る場所」としての役割を果たしています。忙しい日常の中で心安らぐ場所としていつでも戻れる、そんなお寺です。地域との繋がりを大切にし、心を通わせる場所をご提供します。

副住職の心に響く
お経で安らかな気持ちに
法要などで唱えられるお経(声明)などの仏教音楽は6~7世紀頃、古代インドに起源を持ち、中国から日本に伝わったと言われています。声明を唱える僧侶には音楽性や技巧を必要とされます。一音一音に思いを込めた副住職の奏でる声明の力で心静かなお時間をお過ごしください。
法泉寺のある
横手市について
横手市は、横手盆地の豊かな自然に囲まれた町です。8月、江戸時代の中期過ぎ大飢饉で亡くなった方々を弔うため屋形船を作り、法名を書いた短冊を下げ町内の横手衆に担がれ蛇の崎河原で供養した後、蛇の崎橋にて舟ぶつけを繰り広げる迫力ある送り盆祭り。また、2月に行われる小正月の伝統行事では、水神様をまつったかまくらに子どもたちがはいって甘酒を振る舞う、ぜひ1度は訪れていただきたい観光があります。

お寺案内
-
- 寺名
- 宗教法人 法泉寺
-
- 住所
- 〒013-0023
秋田県横手市中央町2-14
-
- 電話番号
- 0182-23-9257
-
- 代表者
- 和賀 佑子