Blog ブログ

先日、国宝にもなっている由緒あるお寺の檀家さんが、お寺に来られました。

住職ブログ

2026.05.28

先日、国宝にもなっている由緒あるお寺の檀家さんが、お寺に来られました。

そのお寺の永代合葬墓がいっぱいになってしまって、ご主人が亡くなられたけれども申し込みができない、入れない状況だというお話でした。
由緒あるお寺ゆえに、今後新たに永代合葬墓を増設する見通しは立たないとのことでした。

そこで、「こちらのお寺の永代合葬墓を申し込むことはできませんか」とご相談をいただきました。

お話を伺う中で、ご主人様だけでなく、将来的にはご自身、さらには息子さんも共に入れる場所を願っておられるとのことでした。

ただ、その方は今も菩提寺の檀家さんでいらっしゃいますので私は、「ご葬儀はこれまで通り菩提寺さまでお勤めいただき、その後、ご納骨を当寺で行う形になるかと思います。その旨をご住職さまにお伝えいただけますか」とお話ししました。

数日後、その方からお電話をいただきました。菩提寺のご住職さまに事情をお話しされ、お気持ちを汲んでいただけたとのことでした。そして、お盆にご家族が帰省される際、菩提寺でお経を頂いたあと、当寺の永代合葬墓に納骨する運びとなりました。

 こうして家族みんな集まれるお盆に納骨の日程を決めることになりました。
 
 また、先日は神道の方とのご縁もありました。

神道には仏教のような檀家制度がなく、みんなで入れる永代合葬墓のような場所を神社では持たないことが多いそうです。私もお世話になっている葬儀社さんから当寺の永代合葬墓をお聞きしたということで、
「神道ですが永代合葬墓に入ることはできますか」とご相談をいただきました。
当寺ではお引き受けできます。ただ、お世話になっていらっしゃる神主さまにも、その旨をお話しくださいませんかとお伝えしました。
 後日、お電話をいただき、事情を神主さまへお話しされたところ、ご理解をいただいたとのこと、当寺の永代合葬墓にお納めする際には、神主さまご自身にお参りいただけることになりました。

そして先日、神主さま、ご家族に見守られながら、お父様のご納骨が無事に勤まりました。
 
 当寺の永代合葬墓に、神主さまがお参りくださる日が来るとは、思いもしませんでした。ありがとうございました。

 当寺の永代合葬墓へご納骨を終えたあと、多くの方が「今後ともよろしくお願いします」と言ってくださいます。

大切な方を亡くされた悲しみの中にありながら、「これからもよろしくお願いします」という言葉で結ばれることに、私はいつも温かい気持ちになります。
これまでお会いしたことのない方であっても、仏さまを通してご縁をいただき、これから一緒に歩んでいく——そんな気持ちにさせていただくことが、住職として本当に多いのです。

この記事をシェアする